日本馬、今年も敗れる（競馬・凱旋門賞）。

オルフェーブルは二着、キズナは四着でした。
勝ったのはトレヴというフランスの三歳牝馬で、この馬を管理する調教師も女性だとのこと（クリスチャン・ヘッドマーレックさん）。
トレヴはここまで四戦四勝で、今回の勝利で五戦無敗の凱旋門賞馬となりました。

レースは三歳牝馬と四歳以上で斤量差（注；騎手込の重量です）をつけ、牡牝の間にも差をつけるのがほとんどです。
凱旋門賞では以下の条件となります。
三歳牝馬　　　54.5kg
三歳牡馬　　　56.0kg
四歳以上牝馬　58.0kg
四歳以上牡馬　59.5kg
つまり、勝馬トレヴが背負っていたのは54.5kg、オルフェーブルは59.5kgを背負って走っていたわけです。
その差なんと5.0kg。
ま、この条件は毎年同じで今年だけの条件ではないので言い訳にもなりませんが。
強い三歳牝馬が出走する年は他の馬は厳しくなるレースなのです。
こうしてみると、キズナは完敗ですな。
若いのでまたチャレンジしてほしいです。