Hattrick と いろいろ。

ブラウザゲームのHattrick とTrophymanager と日常の話題。

New Staff System –8

現在、シリーズ・スワップ期間中です。
締切は4/11(金)23:59HT です(日本時間で土曜の朝6:59)。
Ⅲ部でも出来るみたいです。
空きは2か所しかないですが、対戦相手を変えてみたい方は御一考を。

Financial Director の項目です。
Global Forum ではNo.5 までスレッドが立っていますがまだ読んでいません。
(New Staff Sytem の方はNo.1 が1000件に達してもNo.2 のスレッドが立っていない)
従いましてこの項目は私のマニュアルの英訳だけが情報源という状況になりますが、おおむねあっていると思います(笑)。
なお、ここではFinancial Director(略称:FD) のことを財務担当と呼ぶことにします。

以下、私の翻訳文。

財務担当はマネージャーの経済的柔軟性を高めます。
特に裕福なクラブにとって有用です。

一般的に、経営陣はマネージャーに対して使用可能な資金に制限を設けます。
例えば給料、移籍金、設備投資など。
この運転資金を超える残り全ての資金はクラブの将来への安定性を確保するために経営陣により取っておかれます(準備金)。
もし必要な場合、経営陣は準備金から運転資金へ定められた割合で放出します。
余分な運転資金は準備金へ移行し、その割合は一週間当り剰余金(=許容運転資金を上回った額)の5%です。

財務担当を雇用することにより、経営陣は運転資金を高額にするとともに高い割合で準備金から運転資金を引き出すこともできるようになります。
同様に、これはマネージャーがより攻撃的に投資することを可能にします(注: than 以下の文章無視しました)。
財務担当の雇用は、とても費用がかかるカップやリーグタイトル争いに打って出るために数シーズンの間資金を蓄えたいチームに必要でしょう(注;この文章は少しおかしいと思う)。

例)
チーム・タイクーンは3000万ユーロ(30億円)を所有しています。
財務担当無しの場合、経営陣がマネージャーに対し(一度に)使用を認める金額は1000万ユーロ(10億円)だけです。
マネージャーが200万ユーロ(2億円)使用したとすると残りは800万ユーロ(8億円)です。
経営陣は再度投資資金(準備金)を運転資金に変え、マネージャーが使用できるようにしますが、その速度は遅く、1週間にたった1万ユーロ(100万円)です。

さて、チーム・タイクーンはレベル3の財務担当を雇用しました。
経営陣は資金運用の信頼性により自信を持つようになります。
使用を許される運転資金額は1600万ユーロ(16億円)となり、毎週、準備金から引き出される金額も15万ユーロ(1500万円)に跳ね上がります。
クラブの手持ち資金(現金)額が1600万ユーロ(16億円)を下回っている限り、毎週15万ユーロ(1500万円)の経営陣による準備金から運転資金への引き出しは自動的に行われます。
現金が1600万ユーロ(16億円)を超えるような時、例えば選手を売却した場合など、資金は逆に準備金へ流れ始めます。
その速度は1週間に剰余金(=許容運転資金を上回った額)の5%分です
(翻訳終わり)

今回の財務担当の導入はHTでは“Financial Fair Play ”(略号:FFP)と呼んでいますが、こちらも新スタッフシステムと同様に、該当スレッドに目を通してみないと完全な姿は見えてこないようです。
私の英訳が誤っている可能性とともに、マニュアル自体に不具合がある可能性もあります。
「特に裕福なクラブにとって有用です。」と言っておきながら、資金の使い方を制限するという矛盾。
即座に使えない「準備金」には利息を付けるなどの配慮があってもいいんじゃないの、との思いから、” Return/week “ の部分を一度は「利息か?」と考えましたが、そうではないみたいです。
とりあえずFD 0人でも10億円までは自由に使えるので、現金資産が10億円以下のユーザーはあわてる必要あありません。
選手を売却して上限金額を超えた時でも、すぐに準備金に変換され使用制限がかかるということでもないので、このパターンの時もあわてる必要はありません(上限を超えた金額の5%分が毎週準備金に変わるだけ)。

要は、資産を現金で持っている(た)ユーザーが不自由になるということです。
一度にガバっとお金を使いたい時は、選手を売って現金を手にする必要があります。
「資産としての選手保有」、維持費がかかるし価値も徐々に目減りしますが、戦略的にはそういうことです。
例えば市場価値1億円強の選手を最大人数の50人抱えて、それを一度に売れば現金が50億円入り、手持ち現金とあわせて最大70億円を選手獲得資金として使う、という具合(*FD Lv 5雇用時)。
現在の移籍市場がどんな状況になっているのかウォッチしていませんが、タイトル争いには参加せず蓄財にだけ励んでいた裕福なクラブ(=つまり現金だけどっさり持っている)は、資金を別の形(=選手)に換え始めているかもしれません(売り手市場)。
また、上位リーグでタイトル争い中のクラブは、選手売買がしにくくなるのを見越して大規模な選手の入替を行っているかもしれません(売り買い両方がある市場)。
トータルするとやや売り手有利でしょうか?