ロングシュート戦術。(その1)
我がTRCもぼちぼちロングシュート(LS)戦術を使ってみようかというレベルになってきました。
LS戦術は少しわかりにくい感じですが、仕組み的には他の戦術と大差がないといえます。
要は、対戦する2チーム間のMFレート比(BP = Ball Possession)からチャンス数が決まり、与えられたチャンスの振り分けが左右/中央で変化するのがサイド攻撃戦術と中央攻撃戦術。
左右/中央のチャンス比変動ではなくロングシュートに転化するのがLS戦術ということになります。
撃ったシュートが成功する確率は通常だと攻守のレート比で説明されているようですが、ロングシュートの場合はマニュアルによると「シュートの質はキッカーのストライカー能力とプレイス キック能力に依存します。そしてゴールキーパーはゴールキーパー能力とプレイス キック能力でセーブしようと試みます。」とのことです。
ゴリゴリのGK相手には苦戦するということです(当然と言えば当然か)。
ちなみにBPと通常チャンス数の関係(基礎数値)はこうなっています。
もう一つの基礎数値としてチャンスの分布(normal 戦術時)も示します。
左/中央/右=25/35/25 残りの15がFree Kick。
ここからLS戦術の話スタート、まずは戦術実行能力の計算からです。
①戦術実行能力(計算式)
どうも2つの方法があるようです。
両方(A法とB法)とも紹介します。
A法:
LS戦術実行能力 = 1.66×SC + 0.55×SP - 7.6
SC = フィールドプレイヤーのストライカースキル平均値
SP = フィールドプレイヤーのセットプレイスキルの平均値
この算式で得られた数値がそのまま能力レベル(Lv1〜20)になります。
小数点以下を切り捨てるか切り上げるかは不明ですが、B法と比較すると四捨五入が丁 度良さそうです。
B法:
TOTAL = 3×SC+SP
(SC、SPはA法と同じ数値)
この算式で得られた数値=TOTALを以下の表を使って能力レベルに読み替えます。
LS level - TOTAL
2 wretched - 15 to 18.4
3 poor - 18.5 to 20.3
4 weak - 20.4 to 23.0
5 inadequate - 23.1 to 24.6
6 passable - 24.7 to 25.9
7 solid - 26 to 27.8
8 excellent - 27.9 to 29.4
9 formidable - 29.5 to 31.1
10 outstanding - 31.2 to 33.1
11 brilliant - 33.2 to 34.2
12 magnificent - 34.3 to 36.2
13 worldclass - 36.3 to 37.8
14 supernatural - 37.9 to 40.0
15 titanic - 40.1 to 42.1
16 extraterrestial - 42.2 to 43.9
17 mythical - 44 to 45.5
18 magical - 45.6 to ?
19 utopian - 47.7
20 divine - ?
(19 utopian、20 divine あたりはわからないらしい)
この戦術実行能力ですが、TRCの試合で実行したときには、HO(Hattick Organizer)が教えてくれるレベルとHTでのレベルが異なっていました。
当然、本家のHTの数値を信用することになりますが、試合オーダー時のレート予測画面で戦術実行能力が表示されますので試合前に知ることができます。
思いのほか長くなってしまったので2回に分割します。
本日分はここまでです。